2020/07/29

出会って5秒で即逃げ☆【※閲覧注意※】

みなさん、こんにちは。
好奇心旺盛で、怖いもの知らずの谷口です。

ご存じかもしれませんが、自然界の中には、「危険生物」と呼ばれる生き物が存在しています。
不用意に近付けば命さえ落としかねない...
そんな事故に巻き込まれないよう、身近に潜む悪魔(個人的にお気に入り)をご紹介いたします。

※本ブログには、「蛇・蛸・蜂」を掲載しています。お苦手な方はブラウザバック推奨です。

ヤマカガシ

PAKUTASOより引用https://www.pakutaso.com/
PAKUTASOより引用
https://www.pakutaso.com/

【生息地】
平地・山地・水辺・水田地帯・湿地周辺

【分布】
本州・四国・九州・佐渡島・隠岐島・壱岐島・五島列島・屋久島・種子島

【形態】
全長60-120cm、頭胴長は55-120cm
地域によって体色が異なり、関東地方の個体群は体側面に赤色と黒色の斑紋が交互に入る。関西地方の個体群は体側面の斑紋が不明瞭。

写真ACより引用https://www.photo-ac.com/
写真ACより引用
https://www.photo-ac.com/

【概要】
カガシとは日本の古語で「蛇」を意味する。
ヤマカガシは、「山の蛇」。
毒性はハブの10倍、マムシの3倍の毒性です。
丹沢山地では、1972年8月、全長142cmで太さが牛乳瓶ほどの立派な個体が捕まったことがあるとか...。

【生態・性質】
危険が迫ると、昔ながらのツッパリのごとく、メンチを切って頭を揺することで威嚇する。
相手が怯まない場合、仰向けになり擬死行動を行うチキンっぷりがポイント。
何故か憎めない。
それでも相手が怯まない場合、タイミングを見計らって、噛みついたり、相手に毒腺のある頸部をすりつける、姑息なやり口が得意。
だがしかし、性質は一般に大人しいとされている。
中には非常に攻撃的な個体もいるため、注意が必要である。

【対策方法】
釣り場など、水辺に近寄る機会がある方は、草陰や足元を注意深く確認しながら移動しましょう。
シャイなあの子は、あなたの傍で隠れているに違いありません。
ヤマカガシに噛まれても、たいして痛くないため、「毒のない蛇に噛まれると勘違する」こともあるので注意が必要です。
噛まれた際は、速やかに外科や総合病院を受診し、噛まれたことを伝えましょう。

ヒョウモンダコ

pixabayより引用https://pixabay.com/
pixabayより引用
https://pixabay.com/

【生息地】
浅い海の岩礁・サンゴ礁・砂礫底

【分布】
小笠原諸島・南西諸島

【形態】
全長5-15cm
周囲の岩や海藻に擬態する。
刺激を受けると青い輪や線の模様のある明るい黄色に変化し、模様がヒョウ柄を思わせることから、この和名がついた。シブイ。

pixabayより引用https://pixabay.com/
pixabayより引用
https://pixabay.com/

【概要】
フグと同じ毒のテトロドトキシンがあり、身の危険を感じると唾液を吐く粗相をする。
咬症により噛まれた生物はテトロドトキシン中毒により死亡することがある。
ただし、個体によっては噛まれたときにテトロドトキシンによる麻痺症状ではなく難治性の皮膚潰瘍のみが生じることが知られている。
また、食しても危険とされる。要注意。


【生態・性質】
防御、攻撃、餌の捕獲に毒を利用するように進化しているためか、吸盤が使い物にならない。
「スミ」を蓄える墨汁嚢も退化しており、泳ぎは不得意で、海底をゆっくり這っている。
危険が迫ったり興奮したりすると、鮮やかな瑠璃色のリング紋様の警告色を発することで、有毒生物であることを知らせて外敵を威嚇ができる、アピールが得意な子。

【対策方法】
通常は擬態しているため、見つけることが困難である。
見つけた場合は、決して触れないように注意をする。
ヒョウモンダコに噛まれて、唾液が体内に入ると危険を伴いますが、適正な処置を施せば命を落とす危険性は低くなります。
噛まれた部位から心臓に近い方をタオルや紐などで縛り、全身に回らないようにしましょう。
また、患部を流水で洗い流し、毒を絞り出しましょう。※直接口で吸い取らない。
噛まれた際は、速やかに外科や総合病院を受診し、噛まれたことを伝えましょう。

オオスズメバチ

写真ACより引用https://www.photo-ac.com/
写真ACより引用
https://www.photo-ac.com/

【生息地】
木の根元などの土中・樹洞・人家の床下・屋根裏などの閉鎖空間

【分布】
日本全国

【形態】
体長は女王蜂が40-55mm、働き蜂が27-40mm、雄蜂が 27-45mm
頭部はオレンジ色、胸部は黒色、腹部は黄色と黒色の縞模様で、羽は茶色。雄バチは毒針(産卵管)を持たない。

写真ACより引用https://www.photo-ac.com
写真ACより引用
https://www.photo-ac.com

【概要】
日本に生息する蜂類の中で最も強力な毒を持ち、かつ攻撃性も高い非常に危険な種である。イケイケです。
オオスズメバチが持っている毒液中には、警報フェロモンが含まれており、巣の危機を仲間に伝える役割も果たしている便利機能付き。毒針のほか、強力な大顎で相手を噛む攻撃する。時速約40kmで飛翔し、狩りをする時は1日につき約100kmもの距離を移動可能で、基本原付より速い。


【生態・性質】
巣は、枯れ木などから集めた繊維を唾液のタンパク質で固めて六角形の管を作り、この管が多数集まった巣盤を数段連ねる。
夏季に幼虫に与えられる餌は幅広く、コガネムシ・ゴミムシ・蜂(別種類)・カメムシ・蛾・蝶・カミキリムシの幼虫などが頻繁に捕食される。食いしん坊。
また、これら昆虫が減少する上、大量の雄蜂と新女王蜂を養育しなければならない秋口には、攻撃性が高まり、セイヨウミツバチやキイロスズメバチ、モンスズメバチ、ニホンミツバチなど、巨大なコロニーを形成する社会性の蜂の巣を襲撃する世紀末ファンキー集団となる。

【対策方法】
スズメバチ類は巣の防衛行動をもつため、巣から10m以内に近づくと警戒行動を取り接近者の周囲を飛び回ります。その時点で静かにゆっくりしゃがむか姿勢を低くして、静かにその場を離れましょう。
また、香水や黒い服もスズメバチを興奮させる恐れがあるので注意が必要。

余談ですが、アースジェットを蜂の巣(直径10cm程)に噴射した結果、無数の蜂が溢れ出てきて襲撃を受け、阿鼻叫喚でした。
対策をしていない無防備な状態なら、刺激しない方が長生きできると思われる。
無理をせず業者に依頼しましょう。

最後に...

谷口家の自慢の家族「ぷぷ」
谷口家の自慢の家族
「ぷぷ」

最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。
上記で紹介した危険生物は国内に生息しています。
あなたの傍にも危険は潜んでいるのかもしれません...。
少しでも気になる生物を見かけたら近づかず様子を見ることをオススメします。
このブログを通して、少しでも怪我や事故が未然に防げたら幸いです。

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