2023年（令和5年）卯年のはじまり

2023年(令和5年)は「卯年」。
陰陽五行思想によると干支の4番目である「卯」は「木の陰」で季節は春、木は天に向かって伸びる樹木のごとく「成長」を表し、陰は優しく穏やかな性質を表しているそうです。
水を得て木が育つように、皆さんにとっても新たに始めたことが成長する年になればと思います。
本年もよろしくお願いいたします。

新年の干支が「卯」ということで、年明け初めのおやつは、兎をあしらった
和菓子を提供させていただきました。
一品目は、上用饅頭の兎バージョン、二品目は紅白の練り切りでこしあんを挟んだものです。こちらは表面に🐇の刻印がありました。
ご覧の通り、「食べてしまうのが可哀想なくらい可愛い」と大変喜んでいただきました。

心和荘では毎月、季節に応じて趣向を凝らした壁画装飾を実施しています。今月は梅の花です。お花見といえば、現在では桜が真っ先に浮かびますが、遥か昔では、お花見といえば梅の花だったようです。

「東風（こち）吹かば　にほいをこせよ　梅の花　あるじなしとて　春な忘れそ」

東風(こち)は、春に東から吹く風のこと。この有名な和歌では、京都から太宰府に吹く風のことらしいです。ささやかですが、心和荘で一足早くお花見気分を味わって頂ければ幸いです。この所まだまだ厳しい寒さが続いておりますが、春が来て誰もが気兼ねなくお花見ができるよう願うばかりです。!(^^)!